インスリン療法と薬物療法のまとめ

1型糖尿病ではインスリン分泌がほとんどないため、インスリン療法が不可欠です。一方、2型糖尿病では、インスリン療法を早期に行うことで良い血糖コントロールができると、すい臓が休息をとれ、再びインスリンを作る働きが回復し、インスリン注射を必要としなくなる場合もあります。
糖尿病の薬には、飲み薬や注射薬などがあります。患者さんの血糖値の状態や生活習慣に合わせて、飲み薬や注射薬を組み合わせて治療を行っていきます。糖尿病の治療は、食事・運動療法も含めて続けていくことが大切です。医療スタッフと十分に話をして、理解して治療に取り組んでいきましょう。

2016年3月2日配信