インスリン療法とは

インスリンはすい臓から分泌される血糖値を下げるホルモンです。不足しているインスリンを補い、血糖コントロールを行うのがインスリン療法です。インスリンによる血糖コントロールは、食事で血糖値が上がった時にすぐに出るインスリン(追加分泌)と、血糖値を一定に保つために常に少しずつ出ているインスリン(基礎分泌)の2つによってなされています。
注射薬の種類には、①超速効型と速効型製剤(注射後効果がすぐに現れて追加分泌の代わりをします)②中間型と持効型製剤(長い時間少しずつ効果が現れて基礎分泌の代わりをします)③混合型製剤(超速効型または速効型と中間型が混ざったもの)があります。

2016年2月17日配信