運動時間による効果の違い

運動は、インスリンの力を借りずに血糖を下げる大切な方法です。10分程度の運動でも、エネルギー源として血糖を消費します。一方で、とても残念なことに、運動で体に付いた脂肪を燃焼する効果を得るためには、最低15分から20分の運動が必要なのです。10分程度の運動を断続的に行ってもなかなか脂肪燃焼には結びつきません。しかし、血糖を下げること、体の脂肪を落とすこと、どちらも大切なことです。毎日少しずつの運動を続けているのに体重が減らずに、運動をやめてしまいたくなることはありませんか?体重が落ちなくても、血糖を抑えることには効果が出ているはずです。血糖を下げるための運動と、体の脂肪を落とすための運動、自分が取り入れている運動の効果を考えてみましょう。

2015年4月8日配信