寒い日の運動の注意点

運動は血糖コントロールのためにとても重要ですが、寒い中運動をするには注意が必要です。体は寒さを感じると全身と心臓の血管が収縮し血圧が上昇しやすくなります。血圧が上昇すると心臓に負担がかかるので、血圧の上昇は避けたいものです。首、手首、足首が外気にふれると、肌から熱が逃げて体温が下がりますので、外で運動するときには体が冷えないように手袋やマフラー、レッグウォーマーなどを活用しましょう。また、冷たい空気をいきなり吸い込むのを避けるために、マスクをすると良いでしょう。そして運動前は時間の余裕を持って、ウォーミングアップをすることを忘れないで下さい。寒い季節の運動は、時間の余裕をもって、ウォーミングアップをし、楽しみながらやることが大切です。

2015年11月18日配信