低血糖とその対処方法

低血糖とは、血液中の糖分が少なくなりすぎた状態で、およそ血糖値が70mg/dL以下であくび・イライラ感等、50mg/dL以下で冷や汗・手の震え・動悸等の症状が起こることがあります。ひどい場合は、けいれんを起こしたり意識を失う事もあるため、すみやかに対処する事が大切です。
低血糖時にはすぐに対処できるよう、どのような症状が起こるかを覚えておき、常に砂糖等を携帯しましょう。低血糖が起こった時の対処方法は薬によって違います。通常は砂糖(スティックシュガー等)を10-20g摂ります。例外で、α-グルコシダーゼ阻害薬(ベイスン錠等)を服用している場合はブドウ糖を5-10g摂ります。寝る前に血糖値が低い場合は、カロリーメイト(1本)等の血糖値を保つ働きがあるものを摂ることで、寝ている間の血糖低下を防ぐことができます。

2015年12月16日配信